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よもやま話30自由人のはざまで

日本モザイクの壁タイル画

「法人は社員一人一人が会社の利益をもたらす」とあります。しかし芸術活動を目的とする社員は、どちらかと言うと「自由人」であって「社会人」になろうとしません。

最悪な自由人は、自分だけ納得する仕事ができれば良いと考え、協調性がなく、利己主義です。その上責任感もなく朝起きが苦手でよく遅刻をします。  不向きな仕事になると病気になり、きつい作業が続くと不機嫌になり、まわりに不愉快な思いをさせます。わがままな性格を隠すため絵を描いているようにしか思えない人も集まります。

「仕事は結果が大切で、利益が最大な目的とする」とあっても、社会性の無い自由人は計算もせず時間と手間を無駄にかけます。自由人集合体での共同制作は、基本的な仕事の目的を忘れ、人間関係の責め合いが生じます。

自由人の悪と善の両方に挟まれた私の役割は仕事のプロセスにおいても多くの時間を費やすはめになりかねません。しかし「人が好き」な私にとっては、「人を知る」チャンスであり、大いに仕事にプラスとなります。

私が望む自由人は自分の目的を持ち、どんなことにも努力をおしみません。毎日を楽しく、自分が望む人生観を大切にし、極めるため働きます。

他人にたいしても謙虚で礼儀正しく、常に明るい笑顔を持ち、秘めた才能は果てしない情熱として、その人を輝かせています。私は輝いた情熱と、才能ある仲間と、この仕事を続けたいと思います。

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