ホーム > モザイクよもやま話5 > 48:拾う神に感謝
創ったモザイクが現場までたどり着けず、いつか日の目を見るまでといのり、大切に保管しておいたモザイクが、この度めでたく、復活を遂げました。
「捨てる神あれば拾う神あり」でした。私を信頼してくださり、仕事をさせていただいた施主様には感謝しきれないほどでした。
物創り人は精神的弱さの持ち主かもしれません、弱さのため創り続けていると思ってます。実力とか能力のなさにいつも絶望し、その上夢は消せないロマン、人一倍あるんです。
私だけかもしれませんが、創る時はいつもいのります、うまく仕事が進むようにいのり、健康にいのり、幸運な未来をいのり、時折神様はご褒美をくださるのかもしれませんので。今回はそんなご褒美をいただいた気分でした。
この仕事の難点は中途で終えた作品を目的の違う建物にそのまま移行するでことです。一粒も壊さず、すべてを生かすのに苦労しました。
制作中に何回も迷うのです、あきれたスタッフも手伝ってくれなんとか完成としましたが。施工のリッミトがなければ、まだ悩んでいるでしょう。
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